こころをその時間で巻いていく・・・

次のアートセラピーでは・・・絵巻物に巻き込む・・こころの深みを

絵巻

えまき

歴史:横長の巻物に絵を描き,説明の文章をも加えて,右から左へと繰広げながら鑑賞する形式の絵画作品。特に日本の古代末から中世にかけ独自の発達を示した。起源は中国にあり,仏教経典の図解や絵入りの典籍,文学作品などが奈良時代から平安時代初期にかけて中国から伝えられた。

特徴:絵巻は右から左へとすこしずつ目を移して見ていくのが原則である。このように画面をじかに自分の手で動かしながら、時間をかけて見ていくことによって、画面に時間的・空間的な展開が生ずる。(参考文献:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典)

鳥獣戯画 長さ44mで甲・乙・丙・丁の4巻仕立ての絵巻物。最初の甲巻:うさぎや猿たちの川遊び。乙巻:麒麟など霊獣、ゾウで、夢と現実が入り混じる。

 絵巻の絵の構図法は段落式のものと連続式のものがある。段落式構図は、画面を挿絵風に短く切った構図(源氏物語絵巻)。連続式構図は、いくつもの情景を次々と描き続け、長い画面を構成した構図(信貴山縁起)を言う。

時間的に発展することを描くのに適している。

 

心のキーステーション

【マインドフルネスとアート・セラピーが醸し出すハモニーです】マインドフルネスは、瞑想を用いる心理療法です。アート・セラピーはアートが持つ力を用いる心理療法です。

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