7月のマインドフル・アートセラピーは・・

 リブラ(芦屋市三条南町)で16日に、お茶を使ったアートセラピーを行いました! 禅の瞑想とともに、日本に入ったお茶とのコラボは驚きでした。

・・・先ず、短いマインドフルネス。その後、お抹茶の袋を開け・・お抹茶の香・・息を吸い込む中に・・嗅覚の感覚が深く喚起されました。マインドフルネスで呼吸に意識を集中させた後なので、より自然に移行出来た様です。同時に、視覚も鋭敏になって、お茶の緑色に感動の声が聞かれました。その後、お茶を緑の色として扱い、湿らせた和紙に抹茶で絵を描きました。無心に・・静謐な時間が流れました。

 次いで、カラーインクや墨も加えられたり・・皆さん、こころの深層からの自己表現が本当に様々で豊かに行われました。Hさんの微細な絵は、拡大しても耐えうるものになりました。絵は久しぶりのNさんも素晴らしい力に突き動かされている様な表現に浸りました。その他の方の表現も深く味わい深いものでした。

 その後、O先生が素晴らしいお手前で、極上のお抹茶を使い点てたお茶を頂きました。そして、絵を見ながら語る時間を共有し・・皆さん、心の底から至福の時を過ごされました。他では味わえない種類の体験と思われました。

 このお茶&アートセラピーは、得難いマインドフルなアートセラピーになり得たと思われます。お茶の力を借りた心地良い覚醒や、飲み込む行為は、マインドフルネスの吸い吐く通常の呼吸と相俟って、集中力を増し、視覚だけでなくその他の感性をも喚起したと思われました。それだからこそ、こころがあの様なawarenessに至ったと思われました。心の奥からの表現が何ものかに裏打ちされ、押し出されたような不思議な感覚も体験されました。





抹茶とカラーインクで編み出したアートセラピー作品一部を無記名で、掲載させて頂きました。

アート作品と重なる所もありますが、アートセラピー作品は、こころを洗うように作用し、こころの深いところの真実が表出されています。

心のキーステーション

【マインドフルネスとアート・セラピーが醸し出すハモニーです】マインドフルネスは、瞑想を用いる心理療法です。アート・セラピーはアートが持つ力を用いる心理療法です。

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