依存症からの帰還

 カウンセリングで、アルコール依存症から帰還されたBさんのお話しをお聞きしました。(守秘義務の元に記載します)

アルコール依存症は、薬物依存症のひとつで、 脳に行動の記憶として刻印され、完治することがない病気とされていますが、Bさんは「AA(アルコホーリクス・アノニマス)のミーテイングで語る事によって立ち直れた」と、語られました。病院にも通いましたが、ミーティングでの語りが一番良かったそうです。アルコール依存症の仲間の間で、飲酒により性格が変わって妻に暴力を揮い、仕事を失った等を話したそうです。しかし、「依存から脱却出来たのは自分だけだった」と言う言葉が印象的でした。また、再摂取から元に戻る事を避けるため、一切のアルコールを断っていらっしゃるとのこと、一人でなく奥様と共に戦って来られ、心が弱くなる時に備え、カウンセリングにも通い・・語る力を借りて・・その努力に感銘を受けました。

 依存症は脳内麻薬であるドーパミンの増加によるとされています。アルコールに限らず、ギャンブル、スイーツ、多々・・・摂食障害も下剤の多量摂取が潜んでいる場合が多いです。

心のキーステーション

【マインドフルネスとアート・セラピーが醸し出すハモニーです】マインドフルネスは、瞑想を用いる心理療法です。アート・セラピーはアートが持つ力を用いる心理療法です。

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