物の瞑想法と写生は、どちらも集中し落ち着く。

 マインドフルネスの「物の瞑想法」は物に意識を向けた瞑想です。基本的な「身体と呼吸」の瞑想法に加えられています。(マインドフルネスストレス低減法のジョン・カバッドジンによるレーズン瞑想など)現実に存在する多くの物の中からたった一点を今この瞬間に凝視し続けるのです。良く観察すると終いに新しい視点が得られたり、森羅万象が見えて来る気がしてくるから不思議です。

 マインドフルネスの「物の瞑想法」は徹底的に観察することが、写生することにも共通します。リンゴや木の葉などを選んで、徹底的に観察して描き出す写生に共通したものを感じます。歴史的にみて古くから行われて来た写生は、心を癒す力もあって、愛好家が多いのではないでしょうか。

暑い中、水の中の魚を見る・・・

水の中の孵化したばかりの魚・・・

水の中で光る魚を・・・

水の中の葉を凝視・・・

観察する=マインドフルネスする

観察する→写生する・・・写生をすることは、現実に存在する物を観察して描き出すこと。写生は、不思議に心が集中されて落ち着きます。それは、体験的によく知られていて、写生が好きという声が聞かれます。

心のキーステーション

【マインドフルネスとアート・セラピーが醸し出すハモニーです】マインドフルネスは、瞑想を用いる心理療法です。アート・セラピーはアートが持つ力を用いる心理療法です。

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