2023/1月 自分を意識化するために

アートセラピーで自分の体の外側を線でなぞる様に描き出す手法がある。茶紙を広げてそこに6歳児が寝て、体の外郭をクレパスで描き出して、その後、絵の具やクレパスで、思うままに体や心を描き出す手順だった。ところが、絵の具を見ると先に溶いて流し込んでしまった。先に黒いミニマリスト的な寡黙な絵①があった後なので、閉ざしていた心を開く行為を絵の具で流れ出させたのかもしれない。その大きな紙②に絵の具が洪水の様に流れたオールオーバーな作品はそれだけで伝えるものがあった。それが乾いてから、その上に寝て体の外郭をクレパスで描き出して、中にクレパスで考えを描き入れました。

考えながら、饒舌に思考を話しながら、言葉以上の表現③が描かれた。自尊感情の回復と、自立へ向けた精神活動の後の心地よい安堵感が見られました。



心のキーステーション

【マインドフルネスとアート・セラピーが醸し出すハモニーです】マインドフルネスは、瞑想を用いる心理療法です。アート・セラピーはアートが持つ力を用いる心理療法です。

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