1月、寒波襲来 寒い中で、動かなかった手 寒いと、なかなか・・手が動きませんでしたが、動き出すと意識の或るレベルを超えて手がひとりでに動きだしました。言葉で考えている間は思う様に手が動きませんが、或る線を越えて・・いつの間にか手が意思を持った様に動き出し、犬が出来上がりました。その動きそのものは、アートセラピーが注目するものです。25Jan2018
「大嫌いだから・・存在自体が嫌いだから」・・ 寒い日、A君のカウンセリングをだった。「仕事が上手く行かないんです」と言われる。聞くと、職場に嫌いな人がいて、その人の言葉や態度にストレスを感じている。「僕のことを馬鹿にしているんだ」と言う。その人が変わる筈がないから、自分の認知を変えなければならないと言いながらも、顔が赤くなったり白くなったり感情のコントロールが失われている。遂にこぶしがバ〜ンと机を叩いた。18Jan2018
TV・・開き過ぎ?アートセラピーの留意点! 心理療法には注意されたいことがあります。あまり一気にクライエント(Cl)に話させ、こころを開き過ぎないようにする事です。一気に心の深い所から話すと、かえって状態が悪化してしまうことがあるからです。 こころの深い所にある思いは、出して浄化、スッキリこころを収めるのが大切ですが、注意深く行う事が必要です。ここが難しく、セラピーが言葉であったり絵であったり、どちらの場合にも注意を要します。 TVで震災を忘れないようにと子どものアートセラピーが紹介されていました。絵さえ描かせれば良い、子どもは描かせれば良いとされた事もありましたが、かえって問題となったケースも出ました。注意が必要です。しかし、どのセラピーにも長所、短所はあるものです。言葉...14Jan2018
子どもの絵と高齢期の絵 小さな子どもは言葉よりも描く事が自然な表現方法です。大人になっていつの間にか忘れてしまったことを想い出してみましょう。まだ社会に組み込まれていなかった子どものころの事を。 再び、高齢になって、自然に社会のスピードにギャップを感じ始めたころ、言葉から描く心にシフトするのでしょうか。お爺ちゃんお婆ちゃんと孫の心が通じ合うことから、人生の最初と最後には同じような柔らかな視点が在るのかもしれません。04Jan2018
2018, Happy New Year!今年はどんな年になるでしょうか?昨年末に新しいCl様との初回面接がありました。これからどの様に、こころが動いて行くのでしょうか・・其のこころの旅に、距離を調節しながらシッカリと同行します。時には心身の統合にマインドフルネスを借り・・・必要とあれば、アートセラピーの創造力を借り・・・。新年おめでとうございます。今年も、宜しくお願いいたします・・。 Yamamoto02Jan2018