参加者募集!公認心理師の勉強会8月3日(木曜日)に、公認心理師の資格試験対策、勉強会を開きます。覚えが悪くなった方、思い出しにくくなった方、お気軽にご参加下さい。10:00〜12:00です。参加費用は実費です。コピー代200➕️場所代500=700円場所:JR甲南山手駅北側 山手幹線を東へ徒歩4分。神戸市の東の端。神岡住宅の東隣で芦屋市の西の端、新築で未だグーグルマップにも出ていませんが、Libraリブラ(貸し教室内 芦屋市三条南町14−17−1)問題を解いて、答え合わせをしていきます。公認心理師は初めての心理士国家資格です。ご希望の方は、以下マインドフル心理教育ラボ主催 山本まで、お名前、連絡先メールアドレス、電話番号を記入の上、ご連絡ください。 artt...29Jul2017
無意識について 以前、2年位カウンセリングをされた方がいました。性格の全く違う夫の心がわからない事、夫は死んでくれたらいいと語られていました。一方で、ギリシャ悲劇や能に流れる深い腹の底からの思いはわからないと語り、深層心理の存在や、心の深い所に抑圧された思いについて、わからないと言われました。心理療法は西洋から入ったものですから、その概念は日本人の心に共感を得られないところがあるのでしょうか・・・。26Jul2017
依存症からの帰還 カウンセリングで、アルコール依存症から帰還されたBさんのお話しをお聞きしました。(守秘義務の元に記載します)アルコール依存症は、薬物依存症のひとつで、 脳に行動の記憶として刻印され、完治することがない病気とされていますが、Bさんは「AA(アルコホーリクス・アノニマス)のミーテイングで語る事によって立ち直れた」と、語られました。病院にも通いましたが、ミーティングでの語りが一番良かったそうです。アルコール依存症の仲間の間で、飲酒により性格が変わって妻に暴力を揮い、仕事を失った等を話したそうです。しかし、「依存から脱却出来たのは自分だけだった」と言う言葉が印象的でした。また、再摂取から元に戻る事を避けるため、一切のアルコールを断っていら...24Jul2017
物の瞑想法と写生は、どちらも集中し落ち着く。 マインドフルネスの「物の瞑想法」は物に意識を向けた瞑想です。基本的な「身体と呼吸」の瞑想法に加えられています。(マインドフルネスストレス低減法のジョン・カバッドジンによるレーズン瞑想など)現実に存在する多くの物の中からたった一点を今この瞬間に凝視し続けるのです。良く観察すると終いに新しい視点が得られたり、森羅万象が見えて来る気がしてくるから不思議です。 マインドフルネスの「物の瞑想法」は徹底的に観察することが、写生することにも共通します。リンゴや木の葉などを選んで、徹底的に観察して描き出す写生に共通したものを感じます。歴史的にみて古くから行われて来た写生は、心を癒す力もあって、愛好家が多いのではないでしょうか。22Jul2017
響いた笑い声・・・ 地域支援センターでアートセラピーをしました。「うちわにコラージュ」どんな写真やコピーを使うかは前日にサポーターの方が利用者の方々と一緒に選んでおいて下さいました。ウルトラマン、ドラえもん、その他の写真、好きな俳優からタレントさんまで・・様々な写真やイラスト、コミックが並びました。それが切り取られてボンドで貼られました。すると、白いボンドをその周囲に盛り上げ意味を感じながら思い入れをしているところも見られました。また、いつも遠い何処かを見ているお人形のように動かない表情の綺麗なAさんは、サポーターのBさんとコロコロを手に一緒にトントンしている中に、徐々に瞳に光が宿り、ケラケラと本当に楽しげに笑い出しました。その笑い声は今、ここに、生...20Jul2017
マインドフルネスが求められ、想像力が必要な時代に、知識だけを詰め込む教育から、創造力が求められている傾向が見られる時代です。想像力の多くは子どもの自由な生活の中で育まれるとされています。子どもがアートをするところでは、創造力を可能な限り自由に羽ばたかせようとしているのがわかります。子どもは言葉が未発達ですから特にアートが優しいこころの表現媒体となる様です。ああでもない、こうでもないと、描いたり粘土を捏ねたりする中で色々な視点を獲得し、思いがけない結果を得る体験が出来ます。アートは理想的な媒体です。19Jul2017
7月のマインドフル・アートセラピーは・・ リブラ(芦屋市三条南町)で16日に、お茶を使ったアートセラピーを行いました! 禅の瞑想とともに、日本に入ったお茶とのコラボは驚きでした。・・・先ず、短いマインドフルネス。その後、お抹茶の袋を開け・・お抹茶の香・・息を吸い込む中に・・嗅覚の感覚が深く喚起されました。マインドフルネスで呼吸に意識を集中させた後なので、より自然に移行出来た様です。同時に、視覚も鋭敏になって、お茶の緑色に感動の声が聞かれました。その後、お茶を緑の色として扱い、湿らせた和紙に抹茶で絵を描きました。無心に・・静謐な時間が流れました。 次いで、カラーインクや墨も加えられたり・・皆さん、こころの深層からの自己表現が本当に様々で豊かに行われました。Hさんの微細な絵は...17Jul2017
曼荼羅、マンダラ・・・ 箱庭療法をしていたときですが、中心があって丁度マンダラの様な構造に箱の中の世界がなりました。 ユングも、「この頃その手の図形をどれだけかいたかは分からない。ともかく沢山だった。それらを描いている間、疑問が繰返し生じて来た。この過程はどこへ導かれるのであろう? このゴールはどこにあるのだろう・・・」(ユング「自伝」)とマンダラ様の絵について残しています。 心理療法の現場では、クライエントにマンダラが表現された時は、転換期であって、何か変化が表れるから気を付けるようにと言われます。実際、子ども時代から自分自身の絵を振り返っても、マンダラ様の中心が出て来る時期があったのを複数回体験しています。しかし、いつまでもそうした中心が表現される時...15Jul2017
ぐるぐる・・・こころが迷ったときや、困った時、こころは堂々巡りをするようになる。考えて、考えて・・気が付くと、ぐるぐると同じ所を廻っていた様な気がする・・・アートの場合にも、ぐるぐるが表れる。ぐるぐる・・・クレパスやくれよんで、ぐるぐるが表れて来たら、ストレス満杯のこころ。14Jul2017
子どもの絵の衝撃・・・こころの空虚さが昔、学校でベテラン先生が「過干渉も悪いけど、放っておくのが一番悪い。そう言う子は、言う事は聞かないしどうしようも無い」と、苦々しく仰っていらっしゃるのを想い出しました。O先生に、子どもの絵の写真を見せて頂いた時です。衝撃でした。<子どもの絵は、こころのレントゲン>と常々思って来ましたが、今回こどもの絵を見せてもらい驚きました。寂しさ、虚しさ、空虚さが投影されていた絵でした。こころの中に灰色の窪みがあって、そこが空っぽになっていました。その絵は、守られた雰囲気の中で、暖かいこころの先生が見守っていたからこそ、描き出すことが出来たと思いました。アートセラピー・・・と、その絵に見入りました。それは、YouTube 箱庭療法の Sandpl...13Jul2017
昔話に見るイメージには、こころの原点が・人間の魂、自分の心の奥には何があるのか。昔話を読むと、自分の心の内がのぞかれる。時空を超えて、アンデルセンやグリム、ギリシャ悲劇に共感出来る自分がいる。不幸な限りのマッチ売りの少女が雪の中で見た夢は、イメージでした。心の奥に入り込むと、言葉よりもイメージになる。12Jul2017
Asukaさんが欧州から、お茶にエールを・・・マインドフルネスは、集中力を高め、awarenessを目指す・・・オックスフォードでマインドフルネスの研修に参加した時、干しぶどうで味覚に、音で聴覚に意識を集中をさせたマインドフルネスを体験しました。マーク・ウイリアムズ先生のソフトで重厚な声のインストラクションでさらに集中力が増しました。日本でも和訳されたマインドフルネスの本で確認出来ます(写真参照)。アイルランドのクロフォードカレッジで行ったアートセラピーの導入にも、音を使って聴覚を鋭敏にし集中力を高めていた事がわかりました。遠くからAsukaさんが、干しぶどうで味覚、音を使った聴覚の鋭敏化があるので、お茶を使うのはいい!と感想を送ってくれました。さすがですね。Asukaさんの指...10Jul2017